なぜ、大学のアメフト部は特異な力を持っているのか?

投稿日:2018年5月22日 更新日:

(DR) 日大アメフト部で故意に相手選手を怪我させた大学生が、今日、会見を開きましたね。

(阿久津) やってしまったことはさておき、真実を話すことが償いの第一歩という姿勢で記者会見にまで臨んだのは立派でしたね。それにしてもなんであんなことが起きてしまったのだろうね。

(申彦) 今回のケースはかなり特殊ですけど、こういうことが他でも起きかねないくらい体育会のパワハラ体質というのは、平成も終わろうかというこの時代においてもまだまだ根深いのでしょうね。

(DR) なんでパワハラ体質がなくならないのだろう?

(申彦) 部内で監督、コーチの力が大きくて、その意向に選手が逆らえないというのもあるけど、もっと外側にも目を向けると、就活においてアメフト部が絶対的な力を持っているっていうこともあるのでは? 学生にとっては部活動で一生が左右されるかのように追い込まれてしまう一因になっているのではないかな。

(DR) そんなに力を持っているの?

(申彦) 昨年のプレジデントオンラインの記事ですが、こんなのがありました。

http://president.jp/articles/-/22697

 

(DR) 「就職活動で得する「運動部」ランキング」「ラグビーとアメフトが好印象なワケ」か。なるほどね。

(申彦) 野村證券の採用課長の話が載っていますが、「面接の場で、学生に部活動に所属していたか否かを問うことはありません」と言いながら、「意識して採用したわけではないのですが、結果的には体育会系出身者の占める割合が大きくなっていました」とも言っています。

(DR) なんでそうなるんだろ?

(申彦) この記事では「当社の場合は、明るくて勢いのある社風と体育会のわきあいあいとした雰囲気に通ずる部分があることから、自ずと体育会系出身者の気質を好む傾向があり、結果的に採用の場では体育会出身であることが有利に働いている」ともっともらしく説明していますが、本当の理由は体育会OBのネットワークで面接に至るまでにすでにフィルタリングが働いているからですよ。

(竹本) 困ったもんだねぇ。宇宙レベルで考えたら就活なんてどうでもいい話なんだからさ。

(申彦) ですから日大アメフト部だけの問題としないで、大学体育会と企業、双方のパワハラ体質とブラック体質が結託した妙な価値観がもっと問題視されるようになるといいですよね。

(阿久津) 若い人がもっと自由に、知的にやれるようにわれわれもがんばらないといけないね。 

 

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