太陽黒点が消えた〜阿久津淳 東スポ4/5記事
(申彦) しばらくぶりの東スポ掲載でしたね。昨日(4/4)発売の太陽黒点に関する記事。
(阿久津) 取材を受けてからすこし日数を経ての掲載でした。でも4月になってもあいかわらず寒い日が続いていたし、タイミングも良かったんじゃないかな。昨日あたりからようやく暖かくなってきましたけどね。
(申彦) 太陽の活動が弱まっているそうですが、観測によると、きまったサイクルの予想よりも弱まり方がかなり早いってことらしいですね。
(阿久津) 太陽黒点は11年周期で増減を繰り返してて、今回のサイクルでは20年頃が最小期になるはずなんだけど、先月の段階で15日連続で黒点が消えていたりとか、なんだか変なんですよね。だから、太陽が疲弊している、これから小氷河期になるかもしれないよ、なんて記事ではちょっと派手目にコメントしたけど、結構、当たっているんじゃないかな。
(申彦) フェルミバブルも影響しているのではとか、面白い仮説も出されていましたね。
(阿久津) フェルミバブルというのは、銀河の中心から放射しているガンマ線なんだけど、銀河面から両極方向に2〜3万光年の直径を持つ一対の巨大な泡になっているんです。銀河の中心からの距離を考えると、この泡が銀河の面内方向に被さってきたら太陽系もすっぽり入っちゃうんじゃないかなって距離なので、僕は前から怖いなあって。そんな話を以前、エハン・デラビィさんにもしてたんですよ。
(申彦) 話も膨らんで面白い記事でした。また次も楽しみにしています。
この記事へのコメントはありません。